WindowsやMac OSX、Linuxに対応したGUIアプリケーションを開発してみたいと思いつつもWeb技術では面倒そうと思ってしまっていませんか。node-webkitを使う手もありますが、ランタイムが必要だったりして手控えてしまう人もいるでしょう。 そんな方に使ってみて欲しいのがWeb2Executable、Webアプリケーションをそのままラッピングして実行ファイル化するソフトウェアです。

Web2Executableの使い方

メイン画面です。

必要な項目を選択、入力します。Windows版ながらMac OSX向けの実行ファイルを作れる点も注目です。また、nodeのバージョンを指定する仕組みになっていますので、サーバサイドが必要な場合にはこれが使えるでしょう。

実行ファイル生成中。

ファイル構成。幾つかDLLがありますが割合シンプルです。

実行結果。内容がないのであれですが、普通のWindowsアプリケーションと変わらないですね。

Web2Executableは画面サイズやツールバーの表示、非表示など細かく設定ができます。Web技術でネイティブアプリケーション、それもプラットフォームの垣根を越えて作れるのでおすすめです。

Web2ExecutableはPython製のソフトウェア(ソースコードは公開されていますがライセンスは明記されていません)です。

jyapayne/Web2Executable