汚いコードは読みづらいですよね。行の折り返しをどこにするか、空の行の使い方などでぐっと可読性はあがってきます。そうした書き方も慣れてくると経験で分かってくるのですが、最初はなかなか難しいものです。 そこで使ってみたいのが機械的にコードを読みやすくしてくれるソフトウェアです。今回はRubyのコード整形ソフトウェア、RBeautifyを紹介します。

RBeautifyの使い方

インストールは Rubygemsで簡単にできます。

$ gem install ruby-beautify

後は rbeautify で使えます。

$ rbeautify filename

そうすると奇麗になったコードが出力できます。例えば整形後で比べることもできます。

235,236c235,236
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例えばこんな感じに違いが出ます。オプションは特になく、複数のファイルを同時に渡すこともできます。

自分のコードと奇麗なコードの違いが分かれば、より読みやすいコードを書くのが容易になるでしょう。プロジェクト全体で使ってみても面白そうですね。

RBeautifyはRuby製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。

erniebrodeur/ruby-beautify