Intercom – ウィンドウ/タブ間でブロードキャストメッセージ
Googleが公開しているChrome Experimentsではウィンドウを幾つも並べてそのウィンドウの中をボールが行き交ったりするデモがあります。 ウィンドウ間で情報を伝達する仕組みは幾つかあると思いますが、その一つとしてIntercomを紹介します。軽量で容易にメッセージの送受信ができるようになります。
Intercomの使い方
技術的にはSocket.ioとHTML5のlocalStrageを使っているようです。使い方も簡単で、
intercom.bind(socket, {
send: function(name, message) {
return message.socket;
},
receive: function(name, message) {
return message.broadcast;
}
});
のようにして送信と受信ができます。後はボールなりの位置を常に共有しておいたり、別なウィンドウに移動する際にメッセージを送ることで次のイベントを行うようにすればいいでしょう。チャットや複数タブ間での情報伝達においても活躍しそうです。
IntercomはHTML5/JavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(Apache License 2.0)です。