カラオケは日本はもちろん、海外でもとても人気です。しかし日本ほどカラオケ店が多い国はない訳で、それでもカラオケがしたいとなれば自作するほかありません。 カラオケのためにはボーカルの音声を消した音楽と、歌詞の表示が必要です。さらにRiceKaraokeを使えば一歩進んだ歌いやすさを提供できるでしょう。

RiceKaraokeの使い方

この画像を見れば分かると思います。歌詞の上に今歌っている部分が赤く表示されます。

Flashを使って音楽ファイルを再生し、その音楽プレーヤと同期する形で歌詞が表示されます。その歌詞の上に重なる形で赤い文字が描かれていく仕組みです。まさにカラオケっぽいですね。

とは言えこの仕組みはJavaScriptとFlashが勝手に行ってくれる訳ではありません。

var numDisplayLines = 2; // Number of lines to do the karaoke with
var timings = [[1.35,3.07,[[0,"What "],[0.07,"is "],[0.28,"love"]]],[3.07,5.26,[[0,"Baby, "]]],…];

といった具合で歌詞とそのタイミングを定義してあげる必要があります。これはかなり根気のいる作業と言えるでしょう。しかし既に歌詞(Lycos)を共有するサイトは多いので、さらにそこにタイミング情報まで共有できるようになれば、勝手にカラオケが歌えるようになりそうです。

RiceKaraokeはJavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(GPL v3)です。

RiceKaraoke JavaScript karaoke player demonstration sk89q/ricekaraoke