カメラ好きの方にとってはEXIFにはその設定値や機種など様々な情報が入っているため貴重なデータになりますが、そうではない方にとっては必要以上にデータが漏洩してしまう可能性を秘めています。特に位置情報は怖いでしょう。 そこで使ってみたいのがno-exifです。EXIF情報が入ったJPEGファイルから、それらのデータをまるっと削除してくれるソフトウェアです。

no-exifの使い方

元々のデータ。たくさんの情報が入っていますね。さらにGPS情報付き。

そしてコマンドラインで次のように実行します。

$ noexif 2014-04-13\ 20.17.32.jpg

できあがった写真(リネームではなく、noexifと追加されます)。見事にEXIFデータが削除されています。

なおEXIF情報の一つにカメラの向きがあります。そのためカメラの向きによっては元々正しく表示されていたのに、EXIFを消すと逆さになってしまうといった場合もあります。

Mac OSXにはFinderに登録するAppleスクリプトが用意されています。これを使えばFinderで選択してスクリプトを実行するだけでEXIFが消せるようになります。

no-exifはnode/JavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

busterc/no-exif