HTML5を使ったWebアプリケーションを構築するのに使えるUIフレームワークとしてKendo UIが知られています。ビジネス向けに有償提供されていましたが、先日よりコア部分をオープンソース化しました。 有償版は継続ですが、その7割近くをオープンソースとして使えるようになっています。この機会にKendo UIの便利さを知ってみてはいかがでしょう。

Kendo UI Coreの使い方

こんな感じにサジェスト付き検索ボックスを実装したりできます。

カレンダーUI。温度計や小さな時刻も表示されています。

カレンダーは日付選択時にも使えます。

時刻ピッカーなるものも。

ドロップダウンもちょっとカスタマイズされています。

サムネイルの画像一覧。高さがちゃんと揃っていますね。

メニュー付き。結構複雑なUIです。

通知表示。

スプリッター。この辺りは業務システムでは必須ですよね。

ソートできるリスト。

地図+ツールチップ。

天気表示。

有償版ではこの他、グラフ系ウィジェットやツリービュー、グリッド、エディタ、アップロードなどが追加されています。とは言え、コア部分だけでも十分に機能があるのでさらに自分でカスタマイズして実装と言ったこともできるでしょう。

企業内のシステムで使うと便利そうです。使い方を覚えるとデザイナーがいなくとも、業務システム構築が素早くできるのではないでしょうか。

Kendo UI CoreはHTML5/JavaScript製、Apache License 2.0のオープンソース・ソフトウェアです。

Kendo UI HTML5 and jQuery app development framework telerik/kendo-ui-core