Windows 8のアプリはHTML5/JavaScript/CSS3といったWeb技術で開発できます。そこでマイクロソフトでは元々、UIをWindows 8風にしてコンポーネントを組み合わせる形で開発を進められるライブラリ、Windows Library for JavaScript(以下WinJS)を提供していました。 そしてWinJSがオープンソースとして公開されることになりました。Windows 8だけでなく、多彩なコンポーネントを用いたWebアプリケーションが開発できるようになるでしょう。

WinJSの使い方

主なコンポーネントを見ていきます。

サムネイル付きリスト。

並べ替えができるタイプも。ドラッグすると他のリストが少し小さくなったりしてユーザビリティに優れています。

年表。ズームイン、ズームアウトに対応しています。

カルーセル。キャプション付きです。

アニメーションして文字が表示されます。

アプリバー。

ナビゲーションバー。

確認付きダイアログ。

レーティング。

日付ピッカー。

ハブ。横にスライドします。

設定画面。

戻るボタン。

WinJSでは特にアニメーションに注力して実装されているように見えます。アプリはこれまでのソフトウェアと異なり、流れるような操作性が重視されます。さらに多彩なコンポーネントを用意することで全体のバランスが維持されるようになっています。

Google Chromeでも十分動作しており、オープンソースになったことで今後Firefoxやスマートフォンにも最適化されていくと思われます。Webアプリケーションを開発する際に注目したいフレームワークです。

WinJSはHTML5/JavaScript製、Apache License 2.0のオープンソース・ソフトウェアです。

Try WinJS winjs/winjs