Web上でデータを表示するライブラリは実に多彩に存在します。それだけニーズはありつつもこれで決まり!というものがないのかも知れません。そのため、多様に存在するライブラリをチェックし、比較検討する必要があります。 vis.jsもそんなデータビジュアル化ライブラリの一つです。ネットワーク図をはじめ、データ同士のつながりを表現するのに向いたライブラリのようです。

vis.jsの使い方

さっそくサンプルを見ていきましょう。

年表のサンプルです。ズームイン、ズームアウトに対応しています。

HTMLを記載できます。

ネットワーク同士の繋がりを表現したグラフです。

ソーシャル。友だち同士のつながりと、その強さをビジュアル化しています。

オブジェクトの用例付き。

Graphvizからサンプルを拝借しています。データはマウスで動かせます。

垂直型のレイアウト。

グルーピングしたデータビジュアル化。

HTMLは次のようなコーディングになります。

< !doctype html>
<html>
<head>
  <title>Timeline | Basic demo</title>
  <script src="http://visjs.org/dist/vis.js"></script>
  <link href="http://visjs.org/dist/vis.css" rel="stylesheet" type="text/css" />

  <style type="text/css">
    body, html {
      font-family: sans-serif;
    }
  </style>
</head>
<body>
<div id="mytimeline"></div>

<script type="text/javascript">
  var container = document.getElementById('mytimeline');
  var data = [
    {id: 1, content: 'item 1', start: '2013-04-20'},
    {id: 2, content: 'item 2', start: '2013-04-14'},
    {id: 3, content: 'item 3', start: '2013-04-18'},
    {id: 4, content: 'item 4', start: '2013-04-16', end: '2013-04-19'},
    {id: 5, content: 'item 5', start: '2013-04-25'},
    {id: 6, content: 'item 6', start: '2013-04-27'}
  ];
  var options = {};
  var timeline = new vis.Timeline(container, data, options);
</script>
</body>
</html>

JSONでデータを作って渡すだけ、とても簡単ですね。使い方さえ覚えてしまえば、後は描画したいデータがマッチしているかどうかが大事です。オブジェクト同士のつながりを表現したいと思ったらぜひ使ってみましょう。 vis.jsはJavaScript製、Apache License 2.0のオープンソース・ソフトウェアです。

vis.js | a dynamic, browser-based visualization library almende/vis