Webサイトを構築する上で欠かせないのがCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)です。しかし大抵データベースが必要だったり、テンプレートエンジン独自の記法に沿ったり、ユーザログインがあったりと何かと面倒なものです。 そんな面倒さを取っ払ってくれるのがNoShiです。Markdownファイルをコンテンツにした、ごくごくシンプルなCMSです。

NoShiの使い方

インストールはとても簡単で、以下のコマンドを打つだけです。なおPHPは必須ですが、Apacheはいりません。

$ php composer.phar create-project -s dev cundd/noshi target/path/

起動はPHPで書かれたWebアプリケーションサーバで行います。

$ php -S localhost:9000 -t .

これで準備は完了です。

ファイル構成。

さっそく http://localhost:9000/ にアクセスします。

トップページ。

任意のページ。Markdownファイルを編集すればその場で反映されます。

ファイル名がそのままURLになるイメージです。なお、ファイル名を _ ではじめるとメニューの項目として出さなくなります。アプリケーションフレームワークもなく、面倒なEコマースショップ連携などもない、純粋なCMSとして使ってみると良いのではないでしょうか。

NoShiはPHP製のソフトウェア(ソースコードは公開されていますがライセンスは明記されていません)です。

NoShi cundd/noshi