かつてWeb上でグラフを描くとなると画像で出力するものが多かったです。しかし時代はHTML5になり、豊かな表現が可能になっています。そんな中にあってレガシーな画像出力など使っている場合ではありません。 ということでHTML5の性能を活かしたグラフライブラリを紹介します。グラフのデザイナー、エンジン、そしてサーバの全てがオープンソースになったNextChartsです。

NextChartsの使い方

まずはデモのグラフを見てみましょう。

グラフの一覧です。多様なグラフが描画できます。

棒グラフ、積み上げグラフ、エリアグラフ、円グラフそして複数のグラフの組み合わせが可能です。

マウスオーバーで詳細を表示できます。

データラベルを変更すれば日本語も表示できます。

NextChartsはCanvasタグに描画するグラフライブラリになります。日本語が問題なく扱えるのもHTML5様々です。

さらにデータベースからグラフを生成するためのデザイナーもあります。

Windows/Linux用です。Accessに似ているかも。

レポート。ヘッダー、フッターを組み合わせてレポートを作ります。

レポートのHTML出力もできます。

そしてもちろんグラフ出力も。

そしてNextCharts Serverはレポートをメール、FTP、SSH、Windowsファイル共有などに自動保存してくれる機能があります。マーケティング界隈の人にとって見逃せないソフトウェアではないでしょうか。

NextChartsはJava製、Apache License 2.0のオープンソース・ソフトウェアです。

Business reporting software - NextReports Designer, Engine and Server nextreports/nextcharts