先日の都知事選はインターネット業界で有名な家入氏が立候補したこともあってネット業界が盛り上がりました。結果としては残念ですが、今後のインターネットを活用した選挙や支援者とのつながりにおいて可能性が広がったと思います。 その家入氏の活動によって生まれた一つの仕組みがBoardMapです。地域の掲示板情報を共有し、ポスターの有無をマッピングしたソフトウェアです。

BoardMapの使い方

こちらがメイン画面。掲示板の情報がGoogleマップに表示されています。

マーカーをクリックすると詳細が分かります。

表示のフィルタリングも可能です。

貼付けが完了したところだけ表示もできます。

掲示板にポスターを貼付けるのは選挙の基本ですが、それすら自分たちで全て行うのは大変な労力(またはコスト)でしょう。地域の力を集めることで可視化し、楽しんで選挙運動に参加できる仕組みにしてしまうのは面白いと思います。

BoardMapは元々個人の開発したソフトウェアでしたが、今はせんきょ.みんなに並んでいます。この活動が一過性のものでなく、継続的になればすごい展開もあるかも知れませんね。

BoardMapはPHP製のソフトウェア(ソースコードは公開されていますがライセンスは明記されていません)です。

open-election/BoardMap