体験必須! プログラマーを魅了して止まないGitHubから新しいプロジェクトが立ち上がりました。それがAtom、Mac OSX用のプログラミングエディタです。プログラミングエディタと言えば、古くはvi/Vim、Emacsなどからはじまり、現在はTextMateやSublime textも有名です。 それらのエディタと何が違い、そして魅力はどこにあるのか。ぜひぜひこれは体感して見て欲しいと思います。

Atomの使い方

こちらがメイン画面です。デフォルトが黒字なのはポイント高ですね。

コマンドはコマンド + Shift + Pで表示し、インクリメンタルに絞り込みます。

キーボードショートカットもメニューもありますが慣れればキーボードからの方が楽でしょう。

縦、横に分割もできます。

MarkdownのHTMLプレビューもあります。

ツリービューを使ったファイルブラウザ機能もあり。

ブックマーク機能を使ったジャンプもできます。

設定画面です。.atomファイルを編集することもできるようです。

キーマップ設定。より細かくカスタマイズできます。

パッケージ。プラグインによる拡張です。既にVimプラグインがあったりします。

仕組みとしてHTMLで作られていますので、HTMLインスペクタが使えたりします。

編集状況のビジュアル化もあります。何となくGitHubっぽくていい感じ。

Atomではnodeと密接な連携ができるようになっているとのこと。例えばサーバをエディタから起動したりと言った具合です。また、オープンソース・ソフトウェアを50以上使っており、コアはなるべくシンプルに保つようになっています。なおAtom自体はオープンソースではないとのことで、その点において議論を巻き起こしています。

その他の機能としてコマンド + Tでプロジェクト以下のファイルをインクリメンタルに検索できたり、画像を開くこともできます。ディレクトリやファイルの作成、移動、削除もできて、Atom上だけで事が足りるようになってしまいます。

オープンソース・ソフトウェアであった方がカスタマイズや独自の進化系が生まれる可能性が高まる一方、Sublime textや秀丸などオープンソースでなくとも開発現場で使われているエディタもたくさんある訳で、受け入れられるかどうかは開発者次第なのかも知れません。

バージョンも0.64.0とまだまだ正式リリースにはほど遠い状態ではありますが今後の動向が目を離せない面白いプロジェクトです。

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