WebRTCを使ってみたいなと思いつつもサーバの準備が必要でありなかなか手を出しづらいのが実情です。しかしNTTコミュニケーションズの提供するSkyWayを使えばフレキシブルなWebRTCが手軽に手に入ります。 そんなSkyWayを使ったサンプルソフトウェアが電話テキスト化サービスです。音声認識技術とも合わせることで、音声チャットをしながらそれをテキスト化するという面白いサービスになっています。

電話テキスト化サービスの使い方

2台のコンピュータとブラウザが必要です。片方からもう片方の方に表示されている番号に電話をかけます。

受電しました。応答しましょう。

つながっている状態です。マイクにしゃべると音声が聞こえて、さらにそれがテキストになってチャット画面に表示されます。

認識精度は高いです。

漢字がじゃっかん苦手?

SkyWayではビデオチャット、ファイル転送なども可能です。対応ブラウザとしてはAndroid、デスクトップ版Google Chrome/Firefoxをサポートしています。音声で喋るだけでは流れていってしまう情報をテキスト化しておくことでログにして残せるという実用的な面もあるでしょう。

電話テキスト化サービスはHTML5/JavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

電話テキスト化サービス peerjs/skyway_examples/caption-phone at master · nttcom/peerjs