オープンソースでもここまで出来てしまう凄さが。 Appleのマップは登場当時こそ叩かれましたが、それでも改善を重ねて徐々に使えるようになってきています。そんな中、注目されているのが建物の3D表示です。同様の機能はGoogleマップやBingでも開発されています。 そんな3Dマップをオープンソース・ソフトウェアで実現してくれるのがViziCitiesです。平面の地図が立体になるだけでここまで違うのか、と感じてしまうソフトウェアです。

ViziCitiesのインストール

ViziCitiesはnodeを使いますので予めインストールされているものとします。

$ git clone https://github.com/robhawkes/vizicities.git vizicities
$ cd vizicities

まずリポジトリを持ってきて、grunt-cli と必要なライブラリをインストールします。

$ npm install -g grunt-cli
$ npm install

後はgruntを実行するだけです。

$ grunt serve

ViziCitiesの使い方

デモがありますので見てみます。

街が3Dで描かれています。

マウスでぐりぐり視点が変えられます。

公式サイトのデモは視点ではなく位置が変更できるようになっています。

動画をご覧ください。

3Dデータを用意するのが大変ですが、コミュニティベースで集めても面白いと思います。何より出来上がった地図の立体感が素晴らしく、視点を変えることで平面の地図では分からなかった位置関係、視界が確認できるのがすごいです。

ViziCitiesはnode/JavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

ViziCities Demo robhawkes/vizicities