一度使うと止められなさそうなサービスですね。 GoogleやYahoo、MicrosoftではjQueryをはじめ有名なJavaScriptライブラリについてホスティングし、CDNとして提供しています。そもそも配置するのが面倒だったり、トラフィックで課金が発生しないようにと使っている人も多いのではないかと思います。 しかしあまり有名ではないライブラリについてはどうでしょう。そこで使ってみたいのがjsDelivr、多彩なライブラリを配信するオープンなCDNです。

jsDelivrの使い方

使い方は簡単で、公式サイトへ行き、ライブラリを検索します。現在914のプロジェクトが登録されています。そして表示されているライブラリのURLをコピーするだけです。

こんな感じに並んでいます。

検索もできます。

後はコードをコピー&ペーストするだけ。

新しいバージョンがきたら通知を受け取ることもできます。

バージョンも多数揃っており、常に同じバージョンのファイルを利用できます。jQueryプラグイン、CSSフレームワーク、Web Fontsなども配信されています。世界81カ所のデータセンターから配信されており、日本でもCDN.NETから配信されています(アジアでは他に台湾、上海などがあります)。

ファイルはGitHubで管理されていますが、ファイルをプッシュすると自動的に各CDNに配布される仕組みがとられているとのことです。その辺りは仕組みはLoad balancing multiple CDNs or how jsDelivr works » MaxCDN Blogにて詳しく書かれていますので興味がある方はぜひ一読してみてください。

CDNの存在はWebアプリケーションの高速化を考える上で欠かせません。そのためあれば幸いとばかりに使うようにしています。オフラインでの開発時はローカルのファイルを見るようにすれば良いので、積極的に使っていきたいサービスですね。

jsDelivrはPHP製、2-clause BSD lisenceのオープンソース・ソフトウェアです。

jsDelivr - Free CDN for javascript libraries, jQuery plugins, CSS frameworks, Fonts and more jsdelivr/jsdelivr.com jsdelivr/jsdelivr