WebサイトにおいてCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)は基本と言えます。昔からある存在ですが古びれず、時代に合わせて進化し続けています。 今回はその一つ、Rubedo CMSを紹介します。特徴としてはMongoDBを採用している点そしてZend Frameworkを使っているCMSになります。 まずユーザ向けのページから見ていきます。 MongoDBだからという訳ではないと思いますが位置情報との相性は良さそうです。 多言語対応しています。こちらは英語版。 メディア埋め込みに対応しています。SlideshareやYouTube動画が埋め込めます。 地図。位置情報を用いたWebサイトに向いているかもしれません。 詳細ページ。写真を大きく見せるテーマが使われています。 ログインはフローティングで。 次に管理画面を見ていきます。これがかなり特徴的です。 まずはログインをします。 いわゆるWeb OS風の管理画面になっています。 アイコンはドラッグ&ドロップで移動できます。 情報の編集はWYSIWYGエディタを使って行います。 メニューです。この辺りは本当にWeb OSですね。 設定画面。 一覧表示が多いので見やすいです。 検索結果。検索は画面右下のボックスで行います。 Web OS風の管理画面につては好き嫌いが分かれるところではないでしょうか。デスクトップ部分は実質殆ど役に立たないと思われますが、ウィンドウを複数開いて情報を確認しながら修正をするといった時には役立つかもしれません。 MongoDBを使ったCMSはまだそれほど多くないのでその実例としてみると面白いソフトウェアです。MongoDBが得意とするスケーラビリティ、位置情報との組み合わせにおいて威力を発揮しそうです。 Rubedo CMSはPHP製のオープンソース・ソフトウェア(GPL v3)です。 Rubedo an open source CMS on MongoDB and Zend Framework 2 - Rubedo CMS, a responsive design & Big Data CMS デモ:Rubedo an open source CMS on MongoDB and Zend Framework 2 - Demo WebTales/rubedo