Lumberjack – Webブラウザのconsoleをパワーアップ!
おお、これを入れておくとかなり捗りそう! 最近のブラウザは開発ツールが充実しており、JavaScriptやAjaxを使った処理がとても簡単に作ったりデバッグしたりできるようになっています。しかし物足りない…と感じている人も多いかもしれません。 consoleはWebブラウザからデフォルトで提供されている機能なのでそのまま使うのかと思っていたのですが、実際には拡張ができます。その一例として紹介したいのがLumberjackです。
例えばこんな感じに書きます。
console.stream('cat').info('I do not like you.');
console.stream('cat').warn('Hiss!');
console.stream('dog').info('The feeling is mutual.');
console.stream('dog').warn('Woof!');
info/warnを使うとconsoleに出力する際にアイコンや文字色が変わって表示されます。これはかなり分かりやすい表示と言えます。さらにdog/catといった文字を使ってconsoleをグルーピングしています。例えば、
console.stream('dog').off();
//or
console.off('dog');
と記述することでdogグループは出力されなくなる仕組みです。処理する場所によって使い分ければ膨大なログが出力されるのを防げるようになります。
console.stream('dog').logs();
といった具合に実行すると出力ログが取れます。
consoleがパワーアップしてJavaScriptの開発がさらに便利になりそうなツールです。特にon/offによって出力が抑制できるようになるとコメントアウトしたりする必要がなくなるのでグループ単位での一括処理ができるのは便利そうです。 LumberjackはJavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。 jbail/lumberjack