ディスプレイに表示されている色と、印刷物の色は意外と違います。そのため思ったような表現ができなかったり、印象が変わってしまうことが多々あります。デザイナーの方であれば誰しもが経験するところでしょう。 そのために必要なのがディスプレイのキャリブレーションです。有名なキャリブレーションソフトウェアArgyll CMSをGUIから使えるようにするフロントエンドがdispcalGUIです。 メイン画面です。管理者権限が必要です。 設定値を細かく変更したり、プリセットから選んで適用もできます。 作成した設定を適用するダイアログです。 ディスプレイのキャリブレーションが終わったら、写真やイラストを印刷してみて実際の画面で見えている色と違いがないか確認しましょう。画面の場所、時間によっても見え方が変わる可能性がありますのでその時々の設定として残しておくのが良さそうです。 設定は他のコンピュータにも移せますので、部署内で同じディスプレイを使っている中で共有することもできるでしょう。デザイナー、写真を撮影する方など印刷が多い方にお勧めのソフトウェアです。 dispcalGUIはWindows/Mac OSX/Linux用のオープンソース・ソフトウェア(GPL)です。 dispcalGUI—Open Source Display Calibration and Characterization powered by Argyll CMS dispcalGUI | Free Audio & Video software downloads at SourceForge.net