Dropzone.jsはJavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

HTML5以前はファイルのアップロードフォームは一つずつしかファイルがアップロードできない寂しいものでした。しかしHTML5になって複数ファイル指定はもちろん、ドラッグ&ドロップによるファイルアップロードも行えるようになりました。そんなアップロード処理を容易にしてくれるのがDropzone.jsです。

[![](http://images.moongift.jp/2013/10/Screenshot 2013-10-15 12.10.09_thumb.1382079569.png)](http://images.moongift.jp/2013/10/Screenshot 2013-10-15 12.10.09.1382079569.png)
ファイルをドロップしました。画像はサムネイルが表示されて順番にアップロード処理が実行されます。

Dropzone.jsでは指定された場所にファイルをドロップしたり、クリックしてファイルを指定することもできます。ファイルサイズの制限や、拡張子の指定も可能です。設定がとてもシンプルなのですぐに使えそうです。

ファイルのドラッグ&ドロップによるアップロードが行えるようになってはじめてWebアプリケーションが使い勝手よく感じられるようになりました。ただでさえローカルのファイルを扱えないのが欠点であるのに、さらにそのファイル指定さえ面倒なのはいただけません。

HTML5が使えるブラウザに限定される(HTML4はFlashベースのライブラリもありますが)のが難点ですが、ユーザがファイルをアップロードするタイプのWebサービスでは積極的に使っていくべきでしょう。

Dropzone.js

enyo/dropzone