bandersnatchはnode製のソフトウェア(ソースコードは公開されていますがライセンスは明記されていません)です。

世の中なんでもMarkdownの流れがありますね。今回はプレゼンテーション用のスライドを生成してくれるbandersnatchを紹介します。プレゼンテーションエンジンにReveal.jsを使って格好いいスライドに仕上げてくれます。

[![](http://images.moongift.jp/2013/10/Screenshot 2013-10-15 10.24.25_thumb.1381832386.png)](http://images.moongift.jp/2013/10/Screenshot 2013-10-15 10.24.25.1381832386.png)
元のMarkdownファイル。

[![](http://images.moongift.jp/2013/10/Screenshot 2013-10-15 10.25.05_thumb.1381832390.png)](http://images.moongift.jp/2013/10/Screenshot 2013-10-15 10.25.05.1381832390.png)
HTMLになったスライド。

[![](http://images.moongift.jp/2013/10/Screenshot 2013-10-15 10.25.11_thumb.1381832397.png)](http://images.moongift.jp/2013/10/Screenshot 2013-10-15 10.25.11.1381832397.png)
左右の矢印キーでスライド切り替え。

[![](http://images.moongift.jp/2013/10/Screenshot 2013-10-15 10.25.22_thumb.1381832404.png)](http://images.moongift.jp/2013/10/Screenshot 2013-10-15 10.25.22.1381832404.png)
Escキーでスライド一覧に移動します。

bandersnatchはGruntを使ってMarkdownファイルの更新を監視し、Pandocを使ってHTMLファイルに変換します。後はどんどんMarkdownファイルを編集していけば良いだけです。ある程度決まったフォーマットはありますが、すぐに使いこなせるでしょう。

bandersnatchの面白いところはGrunt、Pandoc、Reveal.jsと既存の技術を使って組み立てられているところではないでしょうか。既に優れた技術があるならば車輪の再発明をせずに組み合わせだけで一つのソフトウェアとして完成させることができます。

開発者としては自前で実現したくなりますが、あえて外部のライブラリを活かすことで目的に素早く達せるようになります。こういった選定力が今は求められているのではないでしょうか。

sansyo/bandersnatch