ttopはPython製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。

ターミナルでサーバのメモリやCPUの利用状態をチェックしようと思ったら使われるのがtopコマンドだと思います。今回はtopをさらにグラフィカルにしてくれるttopを紹介します。

[![](http://images.moongift.jp/2013/10/Screenshot 2013-10-06 20.51.24_thumb.1381234090.png)](http://images.moongift.jp/2013/10/Screenshot 2013-10-06 20.51.24.1381234090.png)
実行しました。各CPUの状態、メモリ、スワップがグラフィカルに表現されます。

[![](http://images.moongift.jp/2013/10/Screenshot 2013-10-06 20.51.43_thumb.1381234093.png)](http://images.moongift.jp/2013/10/Screenshot 2013-10-06 20.51.43.1381234093.png)
縦向きもできます。

[![](http://images.moongift.jp/2013/10/Screenshot 2013-10-06 20.52.23_thumb.1381234096.png)](http://images.moongift.jp/2013/10/Screenshot 2013-10-06 20.52.23.1381234096.png)
このような表示に変更もできます。

ttopはPythonを使ってシステムのステータスを取得し、それをターミナル上でグラフィカルに表示してくれます。CUIのコマンドほど素っ気ない訳ではなく、かといってGUIほど重たくはない、そんな面白い表示です。

最近ではnodeを使ってターミナルの中でもグラフィカルな表示を行うソフトウェアが幾つも出てきています。これまで白黒が当たり前だった世界にカラー表現が入り込むだけでもとてもインパクトがあるでしょう(これでもできなかった訳ではないですが)。

コマンドラインで標準出力するだけでなく、そういったカラー表現にも気を配るとよりプログラマーフレンドリーなツールになるかも知れません。スクリプト言語でちょっとしたツールを作る際に気をつけたいポイントです。

ton1517/ttop