まるで本物!雨粒が窓に落ちる様子をリアルに再現「rainyday.js」
rainyday.jsはJavaScript製、GPLのオープンソース・ソフトウェアです。
コンピュータ上で自然現象を再現するのはとても面白い試みです。例えば物理エンジン、ライフゲームもその一つです。今回はWebブラウザ上で雨が窓にあたる様子を再現するrainyday.jsを紹介します。
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背景はぼやけ、曇ったガラスに雨があたっていく感じが再現されています。
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中央の枠はYouTube動画の再生ができます。
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時間が経つと雨粒が増えていきます。
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雨で窓が曇っている感じがうまく再現されています。
[](http://images.moongift.jp/2013/09/Screenshot 2013-09-29 11.08.47.1380451708.png)
雨は垂直だけでなく、斜めに降らせることもできます。
rainyday.jsは背景を曇らせるのはもちろん、雨粒が落ちるところは曇りがとれて向こう側が見えるようになるなど細かい所にもこだわって作られています。さらに雨粒自体も背景の写真を透かしていて本物そっくりです。
コンピュータと異なり、自然現象はランダムな要素に溢れています。樹木の伸びる様子や天気予報など様々な現象を数値化できないかと研究がされています。本物と思えるような再現が出来れば、そのアルゴリズムは色々な場面で役立つでしょう。
作業集中用の音楽として雨の降る音を流すことがありますが、そこにさらにrainyday.jsを組み合わせると視覚的にも集中、リラックスに役立つかも知れません。