WristはCSS3/SVG製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

あるテーマを決めて、それに対してみんなでデザインを出し合って共有するというのは面白い試みです。今回はその一例として時計デザインを共有するWristを紹介します。

[![](http://images.moongift.jp/2013/09/Screenshot 2013-09-14 14.41.13_thumb.1379162834.png)](http://images.moongift.jp/2013/09/Screenshot 2013-09-14 14.41.13.1379162834.png)
シンプルで良いですね。短針が実は穴になっていて、奥の時間が見えるというのがユニークです。

[![](http://images.moongift.jp/2013/09/Screenshot 2013-09-14 14.41.32_thumb.1379162838.png)](http://images.moongift.jp/2013/09/Screenshot 2013-09-14 14.41.32.1379162838.png)
こちらはベーシックなデザインです。カレンダー部だけが赤でワンポイントになっています。

[![](http://images.moongift.jp/2013/09/Screenshot 2013-09-14 14.41.45_thumb.1379162841.png)](http://images.moongift.jp/2013/09/Screenshot 2013-09-14 14.41.45.1379162841.png)
こちらもシンプルです。針が短く、数字の後ろのスペースが大きいのが特徴です。

[![](http://images.moongift.jp/2013/09/Screenshot 2013-09-14 14.41.54_thumb.1379162845.png)](http://images.moongift.jp/2013/09/Screenshot 2013-09-14 14.41.54.1379162845.png)
随分と派手に見えます。12時だけでなく、24時間にも対応しています。

Wristは単なるデザインだけでなく、SVGとCSS3によって実際に現在の時間を表示しています。さらに自分のマシンだけでなく、サンフランシスコ、ロンドン、パリの時間まで移動させる事もできます。

MOONGIFTはこう見る

個人的にはずっと時計はしてこなかったのですが、Pebbleをゲットして以来時計に興味が出ています。携帯電話やスマートフォンは時計の代わりになりますが、取り出すのが面倒です。時計は常に腕にしているのでアクセスが容易です。

常に身に付けているものだからこそ、そのデザインにこだわったり自分を表現できるものにしたいと感じるのでしょう。もっと容易にカスタマイズができるようになれば、自分でデザインした時計をすぐに腕にできる時代が来るかもしれません。

Wrist | A bi-weekly illustrative exercise by Matt Johnston in making new and old watches come to life.

mattsjohnston/wrist