WebベースのRailsコンソール「web-console」
web-consoleはRuby製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。
Ruby on Railsで開発していて便利な機能の一つがコンソールです。コードのチェックやDB内のチェックに使っている人は多いでしょう。そんなコンソールをターミナルではなくWebブラウザ上で使えるようにしてくれるのがweb-consoleです。
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接続しました。Unicornではダメで、Webrickで接続しました。
[](http://images.moongift.jp/2013/09/Screenshot 2013-09-09 9.49.22.1378705329.png)
普通にconsoleとして動作します。
[](http://images.moongift.jp/2013/09/Screenshot 2013-09-09 9.49.51.1378705333.png)
whereもちゃんと使えます。
web-consoleでは持続的な接続が行われており、Tabによる補完機能が使えない以外は基本的なconsoleと変わらない操作ができます。なおセキュリティ上のリスクになりますので利用は開発環境時のみとするようにしましょう。
MOONGIFTはこう見る
web-consoleが面白いのはRails本体のリポジトリがフォークしていることです。これは4.1以降のRailsに対して取り込まれる可能性を感じさせます。なお、consoleはWebベースなので立ち上がっているWebrickのプロセスをそのまま使うのかと思ったのですが、表示に時間がかかるので違うようです(その方が環境設定が再読み込みされるので良いのですが)。
後はプログラミングエディタが組み込まれてしまえば、Webブラウザだけで開発、デバッグができるようになってしまうかも知れません。画面を切り替える手間がなくなるので、開発スピードがアップしそうです。