LinCastorはMac OSX用のソフトウェアです。

スマートフォンアプリではよく使われるURLスキーマを使ったアプリケーションの呼び出しですが、それをMac OSXでも柔軟に使えるようにするのがLinCastorです。

[![](http://images.moongift.jp/2013/09/Screenshot 2013-09-14 14.54.56_thumb.1379166499.png)](http://images.moongift.jp/2013/09/Screenshot 2013-09-14 14.54.56.1379166499.png)
起動画面です。

[![](http://images.moongift.jp/2013/09/Screenshot 2013-09-14 14.55.04_thumb.1379166502.png)](http://images.moongift.jp/2013/09/Screenshot 2013-09-14 14.55.04.1379166502.png)
メイン画面。まずはadd new schemeをクリックします。

[![](http://images.moongift.jp/2013/09/Screenshot 2013-09-14 14.56.08_thumb.1379166506.png)](http://images.moongift.jp/2013/09/Screenshot 2013-09-14 14.56.08.1379166506.png)
スキーマを設定します。例えばchrome-httpといったスキーマを定義します。

[![](http://images.moongift.jp/2013/09/Screenshot 2013-09-14 14.56.37_thumb.1379166510.png)](http://images.moongift.jp/2013/09/Screenshot 2013-09-14 14.56.37.1379166510.png)
フィルタを定義してさらに実行するパターンを制御する事も可能です。

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アプリケーションを定義するのが一番簡単かもしれません。

[![](http://images.moongift.jp/2013/09/Screenshot 2013-09-14 15.00.52_thumb.1379166517.png)](http://images.moongift.jp/2013/09/Screenshot 2013-09-14 15.00.52.1379166517.png)
後はこんな感じでopen 〜と付けて実行します。

LinCastorではAppleScript、シェルそしてアプリケーションから自分で定義したURLスキーマを呼び出せるようにします。AppleScriptを使ってアプリケーションを操作した後にURLスキーマを呼び出したりするのが良いかもしれません。受け取ったURLでさらにカスタマイズも可能です。

MOONGIFTはこう見る

URLスキーマではスキーマ自体はもちろん、ホスト、ポート、パス、クエリー、フラグメントとそれぞれパラメータで分解して処理を分けられます。ここまで複雑に処理分けができるなら色々と使い道が考えられそうです。ターミナルから別なアプリケーションを呼び出した上でショートカットキーを押して処理を実行させるのも容易でしょう。

Mac OSXの面白さの一つはGUIが良くできていて、CUIと絡めて楽しめることだと思います。例えばRubyから通知センターに送信したり、AppleScriptを使ってGUIアプリケーションを複雑に操作したりと言った具合です。日々行っている一連の操作があれば、積極的に自動化するようにしましょう。そこでLinCastorは役立てる場面があるはずです。

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