PNG画像を1/3以下のサイズに軽減「ImageAlpha」
ImageAlphaはMac OSX用のオープンソース・ソフトウェア（GPL）です。
PNGはWeb上でよく使われる画像フォーマットです。よく使われるだけに、そのサイズについては気になる所ではないでしょうか。圧縮率やメタ情報を削ることができればもっとサイズを軽減できます。そのためのソフトウェアがImageAlphaです。
[](http://images.moongift.jp/2013/08/Screenshot 2013-08-19 11.44.03.1376966964.png)
例です。下を見ると分かりますが、69%も削減できるとのことです。
[](http://images.moongift.jp/2013/08/Screenshot 2013-08-19 11.45.01.1376966970.png)
アルゴリズムや色数は変更できます。この場合は59%削減。
[](http://images.moongift.jp/2013/08/Screenshot 2013-08-19 11.47.11.1376966975.png)
背景を変えて透明度のチェックもできます。
[](http://images.moongift.jp/2013/08/Screenshot 2013-08-19 11.47.30.1376966983.png)
圧縮時にImageOptimを使う指定もできます。時間はかかりますがサイズ軽減効果は大きいです。
[](http://images.moongift.jp/2013/08/Screenshot 2013-08-19 11.49.19.1376966986.png)
圧縮前と圧縮後。どっちがどっちか分かるでしょうか。
[](http://images.moongift.jp/2013/08/Screenshot 2013-08-19 11.50.04.1376966991.png)
サイズで比べると片方は159KB、もう片方は45KBです。1/3以下になっています。
ImageAlphaではPNGを6〜7割近くサイズ圧縮してくれます。一つ一つのファイルの大きさは小さい場合が多いPNGですが、それらが集まると一接続あたりの転送量は大きくなります。新しく作成したファイルで予め調整しておくと良さそうです。
MOONGIFTはこう見る
PNGでは圧縮率の指定があるので、圧縮率を高めればそれだけサイズが小さくなります。クライアント側で復元するコストがかかりますが、実質それほど大きい負荷にはならないでしょう。得られる恩恵はかなり大きいと思われます。
最近ではRetinaディスプレイ対応のためにサイズが大きい画像が多用されるようになっています。それだけになるべくサイズを小さくして転送量を抑えたい所でしょう。Webデザイナーの方は必携です。