pydownはPython製のソフトウェア(ソースコードは公開されていますがライセンスは明記されていません)です。

Markdownの利用範囲が広がっています。単純なテキストに限らず、ブログのコンテンツに使ったり、Webサイト全体をMarkdownで作ってしまう試みもあります。今回はMarkdownをHTMLプレゼンテーションに転換するpydownを紹介します。

[![](http://images.moongift.jp/2013/09/Screenshot 2013-09-03 15.24.48_thumb.1378432875.png)](http://images.moongift.jp/2013/09/Screenshot 2013-09-03 15.24.48.1378432875.png)
変換処理をした後はHTML/スタイルシート/JavaScriptファイルが生成されます。

[![](http://images.moongift.jp/2013/09/Screenshot 2013-09-03 15.24.52_thumb.1378432880.png)](http://images.moongift.jp/2013/09/Screenshot 2013-09-03 15.24.52.1378432880.png)
キーボードでスライドを切り替えます。

[![](http://images.moongift.jp/2013/09/Screenshot 2013-09-03 15.25.03_thumb.1378432885.png)](http://images.moongift.jp/2013/09/Screenshot 2013-09-03 15.25.03.1378432885.png)
コードハイライト対応。プログラマー向けですね。

[![](http://images.moongift.jp/2013/09/Screenshot 2013-09-03 15.25.45_thumb.1378432889.png)](http://images.moongift.jp/2013/09/Screenshot 2013-09-03 15.25.45.1378432889.png)
一つ前のプレゼンテーションの内容を表示する機能もあります。

pydownの機能はシンプルですが、Markdownをベースに使えるので配布資料はテキストファイルで、Webブラウザではスライドとして閲覧できますと言ったやり方が出来ます。ブログで使うこともできそうです。

MOONGIFTはこう見る

テキストスライドの利点は機能が限られるために変なアニメーションなどのごまかしができず、内容で勝負せざるを得ないことだと思います。アニメーションを多用したプレゼンテーションなどは見た目のインパクトはあるものの実際に語っている内容は大したことがない場合も多いです。

また、閲覧に際して専用のソフトウェアを使わずに済むこと(ブラウザは大抵のOSに入っている訳で)、テキストベースなのでクローラフレンドリーでWeb検索にも引っかかってくれるといったメリットも考えられます。

pydown

isnowfy/pydown