CommandoはObjective-C製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

iOSの操作は当たり前ですが指で行います。iOSシミュレータの場合はマウスです。しかしそれが煩わしいと感じる人も多いはず。そこで導入してみたいのがCommandoです。何とiOSアプリをキーボード操作に対応させます(動作はシミュレータ内限定です)。

[![](http://images.moongift.jp/2013/09/Screenshot 2013-09-08 21.31.38_thumb.1378649698.png)](http://images.moongift.jp/2013/09/Screenshot 2013-09-08 21.31.38.1378649698.png)
立ち上げました。ここでFキーを押します。

[![](http://images.moongift.jp/2013/09/Screenshot 2013-09-08 21.31.41_thumb.1378649702.png)](http://images.moongift.jp/2013/09/Screenshot 2013-09-08 21.31.41.1378649702.png)
リストにショートカットキーが出ます。ASDのいずれかを押すとタップした状態になります。

[![](http://images.moongift.jp/2013/09/Screenshot 2013-09-08 21.31.45_thumb.1378649705.png)](http://images.moongift.jp/2013/09/Screenshot 2013-09-08 21.31.45.1378649705.png)
アラートが出ました。ここでもFキーを押します。

[![](http://images.moongift.jp/2013/09/Screenshot 2013-09-08 21.31.49_thumb.1378649709.png)](http://images.moongift.jp/2013/09/Screenshot 2013-09-08 21.31.49.1378649709.png)
アラートもショートカット対応になります。

[![](http://images.moongift.jp/2013/09/Screenshot 2013-09-08 21.32.25_thumb.1378649713.png)](http://images.moongift.jp/2013/09/Screenshot 2013-09-08 21.32.25.1378649713.png)
このようなグリットは矢印キーで上下移動できます。

Commandoを使うとこれまでマウスで行ってきた画面移動の操作がキーボードでできるようになります。インストールはCocoaPodsを使ってできますので、アプリのテスト等に導入すると面白いかもしれません。

MOONGIFTはこう見る

Commandoはその性質上、タップし続けるような動作には対応できないと思われます。タップしてイベントを実行する系統のアクションであれば大丈夫でしょう。キーボードを自動入力する仕組みと組み合わせると自動テストができそうです。

スマートフォンアプリの自動操作は皆が様々な苦労をしています。そろそろ決定版とも言うべき存在が出てもおかしくないでしょう。またはXcodeがデフォルトで対応してくれるのも良さそうです。苦労しているだけに日々様々な試みがなされていますので随時チェックしてみることをお勧めします。

cloudkite/Commando