hubはRuby製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

Gitリポジトリと言えばGitHubというくらい浸透しつつあります。そこで紹介したいのがhubです。GitHubの操作をよりシンプルにしてくれるgitコマンドラッパーです。

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Mac OSXであればHomebrewで簡単インストールできます。

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aliasを使ってgitをラッピングしたら準備完了です。

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git clone github/hubでリポジトリのクローンができます。git@などと長い指定は不要です。

ユーザ名部分より前を除くと自分のリポジトリからcloneしてくれます。さらにリポジトリでgit browse – issuesと実行すると課題のURLを開いてくれます。その他フェッチやチェックアウトもよりシンプルにできるようにラッピングされるようになります。開発元がGitHub本体とあって、GitHubの機能をより使いこなすための便利ツールになります。

MOONGIFTはこう見る

GitHubの人気が出る一方で他のサービスもGitリポジトリをサポートするようになりました。また、GitHubがプライベートリポジトリを有料化したことによって、無制限のプライベートリポジトリに対応するサービスも出ています。しかしそれによって乗り換えは殆ど発生していないと思われます。

GitHubはソーシャルという軸によってハッカーの心をつかんでいます。なので単に機能を追加するだけでは乗り換える意欲が全く働きません。移行するのはハッカーではない人たちになってしまっています。サービス提供だけでなく、自らもハッカーとして周辺ツールを出していくGitHubの姿勢も好まれる理由の一つでしょう。

hub · the command-line wrapper for git

github/hub