fmpsdはObjective-C製、Mac OSX用のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

最近PSDファイルの解析が流行っていますが(?)が、fmpsdを使えば意外と容易に解析結果を受け取れるかもしれません。

[![](http://images.moongift.jp/2013/09/Screenshot 2013-09-08 20.54.25_thumb.1378646142.png)](http://images.moongift.jp/2013/09/Screenshot 2013-09-08 20.54.25.1378646142.png)
シンプルなPSDファイルの場合、こんな感じです。

[![](http://images.moongift.jp/2013/09/Screenshot 2013-09-08 20.57.05_thumb.1378646146.png)](http://images.moongift.jp/2013/09/Screenshot 2013-09-08 20.57.05.1378646146.png)
複雑なファイルの場合、テキスト情報等もちゃんと受け取れます。

[![](http://images.moongift.jp/2013/09/Screenshot 2013-09-08 20.57.59_thumb.1378646150.png)](http://images.moongift.jp/2013/09/Screenshot 2013-09-08 20.57.59.1378646150.png)
レイヤーもきちんと設定されているとうまく構造化された状態で受け取れます。

fmpsdはコマンドアプリケーションなので、その結果を受け取って別なソフトウェアで処理を行うと言った目的にぴったりです。うまく受け取るためにはレイヤーやグループの設定に気をつける必要がありますが、色々と楽しめそうなソフトウェアです。

MOONGIFTはこう見る

RubyでPSDファイルを解析するPSD.rbもありますが、この場合他の言語でも同様のことをしようと思うとポートしなければなりませんでした。しかしコマンドアプリケーションなら実行結果を受け取るだけです。

fmpsdの登場によってPSD解析部分を疎結合にして開発できるようになります。まだ足りない部分もあるようですが、fmpsdの発展次第でPSDファイルから別ファイル(例えばスタイルシートなど)を生成するサービスが発展しそうです。

ccgus/fmpsd