Vagrantを設定ファイルをWeb上で作成「PuPHPet」
PuPHPetはPHP製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。
Vagrantが注目を集めています。簡単に仮想サーバを立ち上げられますが、設定ファイルを書けばさらにコマンド一つで環境まで整ってしまいます。そんなVagrantの設定ファイルを設定を行うだけで生成してくれるのがPuPHPetです。
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最初にディストリビューションを決めます。
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次に最初にインストールするパッケージや設定を決めます。
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HTTPサーバです。Apacheまたはnginxから選択します。
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PuPHPetなのでPHPメインです。バージョンも5.3/5.4/5.5から選択できます。
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PHPのモジュールです。入力補完がついているので簡単に選択できます。
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PEARを組み合わせることもできます。
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データベースです。MySQLまたはPostgreSQLが使えます。
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後は設定ファイルをダウンロードするだけです。Zipファイルでダウンロードできます。
PuPHPetはあくまでもテンプレートを出力するだけなので、さらにカスタマイズしたい場合は設定ファイルを変更すればOKです。Vagrantを使う上で最初のステップは大幅に低く感じられるようになるのではないでしょうか。
MOONGIFTはこう見る
オンライン上ではどんどん共有されていく範囲が広がっていきます。個人はもちろん開発者としてのノウハウも共有されていきます。PuPHPetで生成された設定ファイルは同じような環境を構築しようと思っている人にとって役立つ礎になることでしょう。
同様にMySQL、PostgreSQLの設定ファイルやKVSの運用設定などエンジニアが培ってきたナレッジをうまく共有できればきっと役立つ情報になると思われます。もちろんナレッジを単純にコンテンツとして提供しても良いですが、PuPHPetのようなウィザードにしたりするのも面白そうです。