apk-parserはnode/JavaScript製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。

AndroidアプリのAPKファイルにはアプリケーションがどんな機能を必要としているか、作成者は誰かと言った情報が埋め込まれています。それを解析し、データ出力できるのがapk-parserです。

[![](http://images.moongift.jp/2013/08/Screenshot 2013-08-13 12.28.57_thumb.1376389689.png)](http://images.moongift.jp/2013/08/Screenshot 2013-08-13 12.28.57.1376389689.png)
単純にパースして出力した例です。

[![](http://images.moongift.jp/2013/08/Screenshot 2013-08-13 12.31.05_thumb.1376389693.png)](http://images.moongift.jp/2013/08/Screenshot 2013-08-13 12.31.05.1376389693.png)
さらにパーミッションだけを取り出した例。

apk-parserはnodeを使ってAPKを解析し、様々な情報を取り出せます。AndroidManifest.xmlの解析を行っているとのことで、その際にはAndroid SDKのaaptツールを使っているとのことです。Androidアプリを使った何らかのサービスを作ろうと思ったら試してみたいソフトウェアです。

MOONGIFTはこう見る

Androidでは思想として自由さがあります。そのためもあってマルウェアの蔓延が問題視されています。実際のところ、許可していない機能は使えないのですが、その内容を吟味して使っているユーザは多くないと思われます。

そうしたパーミッションなどの情報を正しく設定するためにもapk-parserは使えるのではないでしょうか。自己防衛が基本のAndroidだからこそ、配信側も適切な設定を行っているかチェックするのにも使えると思います。

rubenv/node-apk-parser