JavaScriptとObjective-Cを連携させるハイブリッドアプリ解発に「HybridKit-JS」
HybridKit-JSはObjective-C/JavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。
最近のスマートフォンアプリ開発では必要に応じてJavaScriptとネイティブを組み合わハイブリッドアプリが増えています。そこで紹介したいのがHybridKit-JSです。
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デモアプリです。この画面はHTMLで出来ています。
[](http://images.moongift.jp/2013/07/Screenshot 2013-07-22 10.07.14.1374590229.png)
HybridKit.runCommandで予め登録されているコマンドを実行します。
[](http://images.moongift.jp/2013/07/Screenshot 2013-07-22 10.07.17.1374590233.png)
アラートを表示するデモです。
[](http://images.moongift.jp/2013/07/Screenshot 2013-07-22 10.07.23.1374590237.png)
Open URLを使ってMobile Safariを使ったURLを開く操作もサポート。
[](http://images.moongift.jp/2013/07/Screenshot 2013-07-22 10.08.54.1374590241.png)
set_titleを使うとタイトルバーのラベルを変更できます。
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背景色を変更する機能もあります。
[](http://images.moongift.jp/2013/07/Screenshot 2013-07-22 10.10.58.1374590250.png)
HTMLはこのようになっています。
HybridKit-JSではJavaScriptからネイティブの機能を呼び出す形で連携できるようになっています。表示は柔軟に変更できるHTMLを使い、必要に応じてネイティブの機能を使うと言ったまさにハイブリッドアプリにお勧めのライブラリになっています。
MOONGIFTはこう見る
PhoneGapとの違いでいくと、あちらはHTMLが主体で、ネイティブの機能をプラグインとして開発して組み込みます。HybridKit-JSの場合はネイティブを主体として、一部でWebViewを組み合わせる時に連携を容易にするというのが目的なようです。
ネイティブかWebかといった議論は常に存在します。しかしどちらも利点、欠点があるはずです。無理に全てネイティブで解決するのではなく(その逆も然りで)、柔軟に使い分ける工夫が必要でしょう。