各種記法に対応したアセットパイプラインフレームワーク「Harp」
Harpはnode/JavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。
最近ではJavaScriptやHTMLを活用したフロントエンド開発を得意としたエンジニアが増えています。そんな方が各種技術を組み合わせてWebシステムを開発する際に使ってみて欲しいのがHarpです。
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インストールしました。まず新しいプロジェクトを作成します。
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次にサーバを実行します。9966番ポートで立ち上がりました。
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最初の表示。
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ファイル構成です。
HarpではHTML記法としてJadeやMarkdownが使えます。さらにStylusやLessを使ってスタイルシートを記述し、CoffeeScriptを使ってJavaScriptを書けます。Harpがライブでコンパイルし、さらに引数をつけてコンパイルしたファイルを保存もできます。
面白いのは_data.jsonというファイル内に定義したデータを使ってHTML内にデータを埋め込める点です。Web APIを使ったコンテンツ表示を試すのにも使えるでしょう。
MOONGIFTはこう見る
今ではスタイルシートやJavaScriptを素のままに書くのではなく、LessやSass、CoffeeScritp/TypeScriptなどを使って記述する人が増えています。素の状態に比べて記述量も少なく、便利な機能も多いのが魅力です。
次に問題になるのが記述した後のコンパイルですが、Harpのように一括して面倒を見てくれるシステムは利便性が高いと言えるでしょう。選択肢が増えることで好みが分散しているのが問題ですが、Harpが他の記法もサポートしてくれると可用性が高まりそうです。