LocaltunnelはPython/Ruby製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

自分のローカルで作っている開発中のサイトを知り合いに見せたいと思ったことはないでしょうか。その際にHerokuをセットアップしたり、外部にコンテンツをアップロードするというのは非常に面倒です。そこで使ってみたいのがLocaltunnelです。

[![](http://images.moongift.jp/2013/07/Screenshot 2013-07-22 21.00.43_thumb.1374720669.png)](http://images.moongift.jp/2013/07/Screenshot 2013-07-22 21.00.43.1374720669.png)
Rubygemsを使って簡単にインストールできます。

[![](http://images.moongift.jp/2013/07/Screenshot 2013-07-22 21.01.45_thumb.1374720672.png)](http://images.moongift.jp/2013/07/Screenshot 2013-07-22 21.01.45.1374720672.png)
最初の起動時には公開鍵を引数に渡す必要があります。引数の8080はローカルのポート番号です。

[![](http://images.moongift.jp/2013/07/Screenshot 2013-07-22 21.02.48_thumb.1374720675.png)](http://images.moongift.jp/2013/07/Screenshot 2013-07-22 21.02.48.1374720675.png)
表示されたURLにアクセスするとローカルの内容が表示されます。

サーバをセットアップする手間に比べるともの凄く手軽です。それだけにセキュリティ上の懸念点はありますので利用に際してはご注意ください。ちょっとLocaltunnel本体のサーバが反応が遅いのが気になりますが、一時的であれば十分でしょう。一時的なコンテンツ開放に使うと便利そうです。

MOONGIFTはこう見る

最近の開発では社内だけでなく外部の人たちも関わって開発が行われることが多くなっています。そんな時に拠点ごと、担当者ごとにテスト用サーバを立てているのではサーバがムダになってしまいます。EC2のマイクロインスタンスを一時的に立てる手もありますが、それも面倒です。

そこでローカルを一時的に公開してしまうLocaltunnelのような手が便利です。誰でもアクセスできるようになってしまうので、せめてダイジェスト認証くらいは必要だと思いますし、ローカルのコンテンツにアクセスさせることによるセキュリティ上の懸念もありますので、あくまでも一時的なものとして考えるのが良いでしょう。

localtunnel: instantly show localhost to the rest of the world

progrium/localtunnel