syncはPython製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。

Dropboxは便利ですが、それに慣れてしまうと独自のサーバにコンテンツをアップする時に不便に感じた経験はないでしょうか。そこで使ってみたいのがsync、SCPを使ったファイルアップロードツールです。

[![](http://images.moongift.jp/2013/08/Screenshot 2013-07-24 10.44.54_thumb.1375323220.png)](http://images.moongift.jp/2013/08/Screenshot 2013-07-24 10.44.54.1375323220.png)
実行しました。実行の際にはローカルとリモートのディレクトリパスを指定します。

[![](http://images.moongift.jp/2013/08/Screenshot 2013-07-24 10.45.16_thumb.1375323222.png)](http://images.moongift.jp/2013/08/Screenshot 2013-07-24 10.45.16.1375323222.png)
ファイルを作成しました。自動的にアップロード処理が開始されます。

syncはシンプルなツールで、ローカルでファイルを修正したり作成したりすると自動的にアップロード処理を行ってくれます。名称はsyncですが、リモート側での変更、追加は感知してくれませんのでご注意ください。

MOONGIFTはこう見る

最近はセキュリティ上の理由でFTPは解放しなくなってきています。そうなると使われるのがSCPです(SFTPもありますが多くないように思います)。公開鍵認証を使えばパスワードの入力すらいらないので最初の手間さえこなせばFTP以上に手軽ではないでしょうか。

とは言えデザイナーの方にとっては慣れない手法だけに色々戸惑いもあるかと思います。そこでsyncのバッチファイルを渡して実行してもらうようにすればアップロードが一括で終了、さらにそのまま修正すると自動的に適用されるので業務がスムーズになるのではないでしょうか。

serkanyersen/sync