autokanaはjQuery/JavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

フォーム入力というのはユーザにとって相当なストレスになります。ちょっとでも面倒だと思うと諦めてしまいます。そこでなるべくユーザのストレスを減らして入力できるライブラリを用意すべきです。今回はフリガナ入力補助ライブラリautokanaを紹介します。

[![](http://images.moongift.jp/2013/07/Screenshot 2013-07-16 10.47.15_thumb.1373946054.png)](http://images.moongift.jp/2013/07/Screenshot 2013-07-16 10.47.15.1373946054.png)
“な”と入力すると、ふりがなの欄に“ナ”と自動入力されます。

[![](http://images.moongift.jp/2013/07/Screenshot 2013-07-16 10.47.20_thumb.1373946057.png)](http://images.moongift.jp/2013/07/Screenshot 2013-07-16 10.47.20.1373946057.png)
続けて入力して変換。ナカツガワときちんと入力されました。

[![](http://images.moongift.jp/2013/07/Screenshot 2013-07-16 10.47.30_thumb.1373946061.png)](http://images.moongift.jp/2013/07/Screenshot 2013-07-16 10.47.30.1373946061.png)
例えばミスしてバックスペースを押せば、フリガナもその部分が削除されます。

振仮名ではひらがな、片仮名の両方が利用できます。KeyDownのイベントを使っていますので、コピー&ペーストされた文字列に対しては動作しません。また、現時点ではローマ字には非対応とのことです。

MOONGIFTはこう見る

入力フォームは総じてユーザビリティが低いものが多いです。最近ではようやく郵便番号から住所の入力補完を行えるものが出てきていますが、その選択画面ですら使い勝手が良いものは多くありません。

JavaScriptが無効であっても動くように考慮されているのは分かりますが、であれば使える場合はよりユーザビリティを高くすれば良い話で低い方に合わせる理由はないでしょう。振仮名入力もその一つで、autokanaを使ってユーザのストレスを極力抑える工夫が必要です。

harisenbon/autokana · GitHub