Google Chrome上で動作するフィードリーダー「BrassReader」
BrassReaderはGoogle Chrome用、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。
Googleリーダーが終了し(この記事執筆時点ではまだですが)、乗り換え先を争う戦いが続いています。多数のサービスが名乗りをあげていますが、今回はGoogle Chromeアプリとして動作するBrassReaderを紹介します。
[![](http://images.moongift.jp/2013/06/Screenshot 2013-06-24 12.03.59_thumb.1372077316.png)](http://images.moongift.jp/2013/06/Screenshot 2013-06-24 12.03.59.1372077316.png)
インストールします。ツールバーにアイコンが追加されます。
[![](http://images.moongift.jp/2013/06/Screenshot 2013-06-24 12.04.37_thumb.1372077320.png)](http://images.moongift.jp/2013/06/Screenshot 2013-06-24 12.04.37.1372077320.png)
起動しました。OPMLまたはGoogleリーダーから取り込めます。
[![](http://images.moongift.jp/2013/06/Screenshot 2013-06-24 12.05.58_thumb.1372077327.png)](http://images.moongift.jp/2013/06/Screenshot 2013-06-24 12.05.58.1372077327.png)
左側にフィードのリストとフォルダ、右側にエントリーが並びます。シンプルな表示です。
[![](http://images.moongift.jp/2013/06/Screenshot 2013-06-24 12.06.10_thumb.1372077332.png)](http://images.moongift.jp/2013/06/Screenshot 2013-06-24 12.06.10.1372077332.png)
設定画面もありますが、今のところ特に設定項目がありません。
BrassReaderはまだキーボードショートカットが実装されていないなど、素早く情報を消化するためには足りない機能が数多くあります。とは言えオープンソースでGoogle Chromeアプリベースというのは貴重であり、Chrome OSを使っている場合などはいい選択肢になるかも知れません。
MOONGIFTはこう見る
Google Chromeが終了しようとする中、乗り換え先に挙がっているリーダーのいずれもが2ペインで、左にフィードとフォルダ、右にエントリー一覧を言う形式をとっているのは面白い状況です。ユーザが最も多かっただけに、フィードリーダーがどうあるべきかGoogleが決定してしまったのかも知れません。
フィード市場の今後についてはあまり明るくありません。フィードはWebサイトにおいて大事な要素になっており、廃れることはなさそうですが、その閲覧するリーダーのビジネスはまだ不透明な状態です。そうした中ではサーバレス、オープンソースというのはいい選択肢ではないでしょうか。