次世代の表現。Webページに2D/3Dを混在させる「Voodoo」
Voodooは非商用に限り無償のソフトウェア(ソースコードは公開されています)です。
Webは基本2Dです。テキスト、画像、動画など2Dのオブジェクトを配置してページを作成します。3DはWebGLやFlashで表現できますが、3Dと2Dは別物と言った雰囲気があります。しかしそれらをミックスして表現できるのがVoodooです。
[](http://images.moongift.jp/2013/07/Screenshot 2013-07-12 13.10.18.1373885986.png)
普通のWebページの中にヤシの木??
[](http://images.moongift.jp/2013/07/Screenshot 2013-07-12 13.10.24.1373885993.png)
さらにスクロールすると、真上から見た図になりました。
[](http://images.moongift.jp/2013/07/Screenshot 2013-07-12 13.10.28.1373886002.png)
その下にはリングがあります。左右に動いています。
[](http://images.moongift.jp/2013/07/Screenshot 2013-07-12 13.10.31.1373886009.png)
一番右にいった時の表示はこうなります。単に左右に動いているのではなく、奥行きをもって3Dオブジェクトが左右に動いているのが分かります。
Voodooは2Dコンテンツの中に3Dオブジェクトを入り込ます事ができるライブラリです。描画はWebGLで行われています。そしてTheee.jsをサポートしています。オブジェクトは使い回しが可能で、DOMイベントをキャッチすることもできます。
MOONGIFTはこう見る
2Dと3Dを組み合わせた表示ができるようになると、さらに幅広い表現ができるようになりそうです。特に映画やイベントなどでキャラクターを3D表示したりするのは面白そうです。3Dがさらに注目されることになりそうです。
しかし2Dに比べると3Dオブジェクトを作成するのは圧倒的に難しい印象があります。3Dプリンタもある現在、さらに使いやすいツールの登場が待たれます。そうしたツールが普及すれば、もっと爆発的に3Dコンテンツが増えていくのではないでしょうか。