大型Webアプリケーション開発を支えるJavaScriptツールキット「cujoJS」
cujoJSはJavaScript製のソフトウェア(Creative Comonsをはじめモジュールごとに異なるようです)です。
Webアプリケーションが隆盛になるにつれて徐々にJavaScriptも大型になってきました。その結果、必要になるのがフレームワークでメンテナンスしやすい構築手段です。今回はcujoJSを紹介します。
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フォーム入力のデモ。コントローラ、テンプレート、それらをまとめあげるmain.jsによって構成されています。
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こちらはテンプレート。jQuery Templateのように${}で囲むようになっています。
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入力をリアルタイムに反映させるフォームのデモ。
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i18nにも対応しています。
[](http://images.moongift.jp/2013/06/Screenshot 2013-06-19 9.43.21.1371628265.png)
よくあるTodoもデモがあります。
cujoJSは一つの巨大なフレームワークと言う訳ではなく、小さなモジュールが集まったツールキットという位置づけになっています。必要に応じてjQueryなどを組み合わせる事もできます。ユニットテストも考えられており、開発の効率化が進みそうです。
MOONGIFTはこう見る
JavaScriptはごく小さければ素のJavaScriptで、ちょっと規模が大きくなるとjQueryを使うのが一般的になっているかと思います。しかし一定規模を越えた時にjQueryだけでやっているとスパゲティ状態になることがあります。
サーバサイド同様にMVCを適切に分割して処理を行うのが大事です。実際にはそのためにはRESTfulなAPIを通じてJSONデータをモデル化して…といった具合に全体の設計が問われるようになるので、元々の構成こそが大事であったりもします。