システムのエラーを登録し一元管理する「Errbit」
ErrbitはRuby on Rails製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。
システムのエラー時にメール送信したりするライブラリがありますが、複数人で開発していてその修正状況を適切に管理するならば専用のエラー管理サーバを立てるのが良いでしょう。今回はErrbitを紹介します。
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まずErrbitへログインします。ユーザは複数登録して権限管理ができます。
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ログインしました。最初にアプリが一覧で表示されます。
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アプリケーションを見ると、その設定方法が記載されています。
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エラーの一覧です。
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エラーの詳細です。ここにコメントもできます。
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エラーメッセージ。エラーの詳細を確認して修正を行います。
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パラメータも確認できます。
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セッション情報です。
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ユーザ一覧です。
Errbitを使えば運用しているサービスに対して発生したエラーを一元管理できるようになります。主にRuby向けですが、Airbrake互換のAPIとなっていますのでサードパーティから出ているPHP/.NET/Java/Python/Perl/Merb/ColdFusion/Erlangなどのライブラリを使う事もできそうです。
MOONGIFTはこう見る
Errbitは自社の一つのサービスに対して使うのも有効ですが、特に開発会社などで保守担当をしている際に予め仕込んでおくと良いのではないでしょうか。複数のサービスに対して複数の手法を使っていると運用が複雑になります。できるだけ一つに集約するのが良いでしょう。
システムに不具合があったり、ユーザが開発側の意図を越えた利用を行うのはよくある事です。問題はそれをきちんと補足し、次に同じ問題が起こらないように対処する事です。そのためにもErrbitのような管理システムは有効に使えるはずです。