Ruby on RailsシステムのWeb APIドキュメントを生成「Apipie-rails」
Apipie-railsはRuby/Ruby on Rails用のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。
システムのドキュメンテーションは一定の規模になってくると必然的に必要になります。特にRESTfulなどでWeb APIを提供している場合はそうです。そこでフレームワークにRuby on Railsを用いてる方にお勧めしたいドキュメンテーションシステムがApipie-railsです。
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インストールした後、ジェネレートします。
例えばこのように記述します。コントローラのメソッドの上部に記述するイメージです。
[](http://images.moongift.jp/2013/06/Screenshot 2013-06-12 14.26.53.1371019361.png)
Apipeiのルートにアクセスします。ドキュメントを作成しているリソースが一覧されます。
[](http://images.moongift.jp/2013/06/Screenshot 2013-06-12 14.29.14.1371019365.png)
メソッドの説明です。必要な引数などが説明されています。
Apipie-railsではメソッドの説明やAPIのバージョン、エラーについて、引数などを一覧で書きます。一般的にこの手のドキュメントはコメントとして記述しますが、Apipie-railsの場合はコードとして書くのが特徴的です。
MOONGIFTはこう見る
システム開発においてドキュメントは嫌われがちですが、それは主に二つの理由によります。一つはムダなドキュメントが多い事、もう一つはメンテナンスコストがかかるということです。
前者においては必要なものだけを選定するのが大事で、APIドキュメントは必須のものと言えるでしょう。そして後者はコードとドキュメントが分離している時に起こります。Apipie-railsはその点をカバーしてくれる便利なツールになるのではないでしょうか。