Epub.jsはnode.js/JavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(2-clause BSD lisence)です。

電子書籍のオープンなフォーマットと言えばePubです。ePubファイルを直接読むリーダーはたくさんありますが、今回はePubを解凍した上でWebブラウザ上にレンダリングするEpub.jsを紹介します。

[![](http://images.moongift.jp/2013/06/Screenshot 2013-06-03 9.55.18_thumb.1370260363.png)](http://images.moongift.jp/2013/06/Screenshot 2013-06-03 9.55.18.1370260363.png)
デスクトップでもePubファイルが快適に読めます。

[![](http://images.moongift.jp/2013/06/Screenshot 2013-06-03 9.55.31_thumb.1370260369.png)](http://images.moongift.jp/2013/06/Screenshot 2013-06-03 9.55.31.1370260369.png)
フォントも読み込まれるので、ePubビューワーと変わらない体裁になるようです。

[![](http://images.moongift.jp/2013/06/Screenshot 2013-06-03 9.55.37_thumb.1370260373.png)](http://images.moongift.jp/2013/06/Screenshot 2013-06-03 9.55.37.1370260373.png)
目次とメニューを表示しました。

[![](http://images.moongift.jp/2013/06/Screenshot 2013-06-03 9.55.46_thumb.1370260378.png)](http://images.moongift.jp/2013/06/Screenshot 2013-06-03 9.55.46.1370260378.png)
文字サイズを変更できます。

Epub.jsは今のところ描画向けのソフトウェアのようですが、書き込みやコラボレーションによる編集もサポートする予定との事です。コールバックもサポートされており、章を読み込んだ後にアクションを実行する事もできます。

MOONGIFTはこう見る

大抵のタブレットではePubリーダーが提供されています。しかしそれではカスタマイズ性が乏しく、機能の不足を感じるかも知れません。Webブラウザベースであれば、ePubファイルのホスティングを含めてクラウドへ保存しておけるのが利点でしょう。

個人的には小説や書籍を読むのであれば電子ペーパーが一番可読性が高いように感じます。そして漫画を読むのであればiPad miniくらいのサイズがお勧めです。Epub.jsはテキストベースの書籍をタブレットで読むのに良いかも知れません。何よりマルチプラットフォームで動作するのが大きなポイントです。

fchasen/epub.js · GitHub

Moby-Dick – Herman Melville