WideAreaはJavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

集中できる環境を作るためには、まず不要な情報を一切隠さなければなりません。また、余計な色があったりすると目移りしてしまってつい気がまぎれてしまいます。それはWebブラウザでも同様です。そこで今回紹介したいのはWideArea、これを使って集中した作業環境を実現しましょう。

[![](http://images.moongift.jp/2013/05/Screenshot 2013-05-27 15.39.11_thumb.1369640141.png)](http://images.moongift.jp/2013/05/Screenshot 2013-05-27 15.39.11.1369640141.png)
まずは通常の表示から。テキストエリア右上にある拡大ボタンをクリックします。

[![](http://images.moongift.jp/2013/05/Screenshot 2013-05-27 15.39.25_thumb.1369640144.png)](http://images.moongift.jp/2013/05/Screenshot 2013-05-27 15.39.25.1369640144.png)
マウスオーバーで黒くなります。

[![](http://images.moongift.jp/2013/05/Screenshot 2013-05-27 15.39.46_thumb.1369640148.png)](http://images.moongift.jp/2013/05/Screenshot 2013-05-27 15.39.46.1369640148.png)
クリックすると一気にテキストエリアが全面に拡大されました。

[![](http://images.moongift.jp/2013/05/Screenshot 2013-05-27 15.40.34_thumb.1369640150.png)](http://images.moongift.jp/2013/05/Screenshot 2013-05-27 15.40.34.1369640150.png)
さらにカラーを逆転させることもできます。フルスクリーンにすると一気に邪魔な表示がなくなった感じです。

WideAreaはテキストエリアをブラウザ全体に拡大表示して不要な情報を消してくれます。これにより文章を書くことに集中できるようになります。ブログやWebサービスとしての開発環境などで使ってみると面白そうです。

MOONGIFTはこう見る

余計な情報を一切表示しないというのはとても大切です。筆者のEmacs環境はフルスクリーン状態で、不要な情報はありません。ツールバーもなく、メニューバーもない状態にして、文字を書くこと以外の情報を消しています。逆に言うと、ここまでやらないと集中できないということです。

Web上の情報を求めた際に、情報収集だけのつもりがつい余計な情報を探してしまって、1時間くらい過ぎ去っていたなんて経験はないでしょうか。それは全て余計な情報がもたらす結果です。余計なことができない環境を作り上げることこそが、集中への第一歩と言えるでしょう。

WideArea - Better Textarea

usablica/widearea · GitHub