Webカムを使って頭を認識し、オブジェクトを動かす「headtrackr」
headtrackrはWebカメラの映像からリアルタイムに顔認識を行うJavaScriptライブラリです。
Webカメラは動画チャットで使われることが多かったですが、最近ではもっと違う分野への利用も試みられています。その一つとして今回は顔認証技術を使ったheadtrackrを紹介します。
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Webカメラへのアクセスが必要です。
[](http://images.moongift.jp/2013/05/Screenshot 2013-05-10 12.58.22.1368169715.png)
フェイストラッキングはこのように顔を傾けても追従してきます。
[](http://images.moongift.jp/2013/05/Screenshot 2013-05-10 12.59.07.1368169718.png)
デモ1。顔を動かすとサークルがダイナミックに移動します。
[](http://images.moongift.jp/2013/05/Screenshot 2013-05-10 12.59.37.1368169720.png)
こちらはゲームのデモです。顔で操作するゲームというのはなかなか斬新。
[](http://images.moongift.jp/2013/05/Screenshot 2013-05-10 13.00.08.1368169722.png)
ボールを避けて飛びます。
[](http://images.moongift.jp/2013/05/Screenshot 2013-05-10 13.00.34.1368169724.png)
こちらは別なデモ。顔を傾けると3D空間を移動できます。
headtrackrはWebカムの映像をリアルタイムに解析し、顔を認識します。そしてその動きに合わせて別なオブジェクトを動かします。顔で操作するという感覚はとても面白いです。
headtrackrはJavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。
MOONGIFTはこう見る
headtrackrが面白いと思ったのはWeb上に3D空間を描き出し、顔を傾けることでその描画内容を動かすことができるという点です。応用すれば例えば3Dオブジェクトを360度から眺めるようなビューワーもできるかも知れません。まさにバーチャルです。
さらに顔を認識しての操作は手を動かせない人または状況下での入力に利用することもできそうです。細かく制御するのは難しいですが、あっち向いてほいくらいのゲームであれば十分実現できるでしょう。