HTML5でレイトレーシング「Zen Photon」
Zen PhotonはHTML5ベースのレイトレーシングアプリケーションです。
3Dに限りませんが物体をよりリアルに見せる上で光源は欠かせません。光源は主にライトや太陽であり、一つの場所から照射されることが多いようです。それをJavaScriptで実現するのがZen Photonです。
[](http://images.moongift.jp/2013/05/Screenshot 2013-05-10 13.04.21.1368169944.png)
最初の表示です。中央に光源があって、放射状に発散しています。
[](http://images.moongift.jp/2013/05/Screenshot 2013-05-10 13.04.33.1368169947.png)
マウスを使って線を描くことで光源を遮ることができます。
[](http://images.moongift.jp/2013/05/Screenshot 2013-05-10 13.04.39.1368169950.png)
さらに区切ってみました。
[](http://images.moongift.jp/2013/05/Screenshot 2013-05-10 13.04.57.1368169952.png)
もっと派手に。
Zen Photonでは一つの光源の元に線を引き、その光源の流れを遮ることができます。3Dゲームなどを作る際に参考になるのではないでしょうか。
Zen PhotonはJavaScript製のソフトウェア(ソースコードは公開されていますがライセンスは明記されていません)です。
MOONGIFTはこう見る
リアルで軽量な3Dレンダリング技術を持ったUNREALははじめてiOSで見た時に驚いた人が多かったのではないでしょうか。そんなUNREALは次にJavaScript版として開発が行われています。既に開発版Firefoxでは動作デモがあります。
近い将来、WebベースでもWebGLを駆使して3Dゲーム(FPSなど)が出てくるとは思っていましたが、もはや現実味を帯びています。それに伴って周辺ライブラリも充実していくと考えられますので、この分野も今後目がはなせなくなりそうです。