GitHubの差分を隣同士に並べて表示「Octosplit」
OctosplitはGitHub上の差分表示をスプリットビューで提供するGoogle Chrome機能拡張です。
GitHubではWeb上でコミットの差分表示が出来て便利です。表示は一つのソース中に差分が出る形になっていますが、人によっては左右にファイルを分けて表示する方が見やすいという意見もあるでしょう。そこで使ってみたいのがOctosplitです。
[](http://images.moongift.jp/2013/05/Screenshot 2013-04-30 12.21.02.1367376822.png)
インストールします。
[](http://images.moongift.jp/2013/05/Screenshot 2013-04-30 12.23.05.1367376826.png)
差分を表示している時にUse side by side viewというチェックボックスが表示されるようになります。
[](http://images.moongift.jp/2013/05/Screenshot 2013-04-30 12.23.18.1367376831.png)
こんな感じで二つのファイルを並べて表示する形に変わります。
[](http://images.moongift.jp/2013/05/Screenshot 2013-04-30 12.23.29.1367376834.png)
長い場合も見やすくなります。
[](http://images.moongift.jp/2013/05/Screenshot 2013-04-30 12.24.11.1367376837.png)
全てを表示しようと思うと結構画面幅を広げないといけないのが欠点かも…。
Octosplitでは縦方向に並んでいるソースをそのまま水平にしたような形で、本来同一行に表示されるべき内容が段差がついて表示されてしまいます。とは言えスプリットビューの方が確認しやすい場合もあるでしょう。いつでもどちらの表示にも切り替えられるのは便利です。
OctosplitはGoogle Chrome用のソフトウェア(ソースコードは公開されていますがライセンスは明記されていません)です。
MOONGIFTはこう見る
バージョン管理を使っている利点の一つは差分表示でしょう。どこを修正したかが分かれば、その反映も容易です。それだけに確認しやすくミスが少なくなる工夫が必要です。ただしスプリットビューは幅が広くなりがちなので、GitHub本体では提供しがたいのかも知れません。
そうした本家ではやりづらい機能も機能拡張やブックマークレットで実現させてしまうというのは面白いアイディアです。あるサービスを見た時に、そのサービス公式では提供しづらいと思われる機能を考え、開発してみるのはいかがでしょう。