何に使えるか?Webブラウザ上の対話型シェル「Josh.js」
Josh.jsはWebブラウザ上で動作する対話型シェルです。
ターミナル大好きな人にぜひ触ってみて欲しいのがJosh.jsです。Webブラウザ上でWebサービスと対話するようにコマンドが入力できるソフトウェアです。
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画面中央の部分がコンソールになります。
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helpを実行すると実行可能なコマンドが出ます。
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lsやcdを使ってディレクトリを移動できます。
[](http://images.moongift.jp/2013/05/Screenshot 2013-05-15 11.36.50.1368598697.png)
埋め込みの他、~を入力してコマンドを呼び出すこともできます。
Josh.jsでは指定されたコマンドを入力してターミナルさながらにコマンドが入力できます。readline.js/history.jsなどといったライブラリが読み込まれており、履歴を上下の矢印キーでたどったり、タブキーで入力補完を行うこともできます。さらにyankをサポートしており、Ctrl+kでyankにカットしたり、貼付けたりもできます。元々はGithubのAPIと接続することもできていましたが、現在はGithub.ioにドメインが変わっているために利用できないようです。
Josh.jsはJavaScript製、Apache License 2.0のオープンソース・ソフトウェアです。
MOONGIFTはこう見る
Josh.jsが現実に役立つかどうかと言われると恐らく役立つケースは少ないでしょう。よっぽどもJavaScriptライブラリとして公開し、そのプレイグラウンドとして提供するならありかも知れません。しかし単純に仕組みとしてユニークです。
Webブラウジングはマウスでの移動とクリックが基本ですが、もっと効率的に操作したければキーボード主体にしていくべきです。Webアプリケーション化が進み、ユーザが高速な動作を望む中ではJosh.jsが役立つこともあるのではないでしょうか。