一行の記述で使えるJavaScriptグラフライブラリ「Chartkick」
ChartkickはRailsやそれ以外のシステムで手軽に使えるグラフライブラリです。
Web上にグラフを描こうと思うと途端に面倒な気がしてしまいます。そこで使ってみて欲しいのがChartkickです。Railsとの親和性の高いグラフ描画ライブラリです。
[](http://images.moongift.jp/2013/05/Screenshot 2013-05-14 12.49.00.1368578405.png)
線グラフ。
[](http://images.moongift.jp/2013/05/Screenshot 2013-05-14 12.49.08.1368578408.png)
円グラフ。
[](http://images.moongift.jp/2013/05/Screenshot 2013-05-14 12.49.18.1368578410.png)
棒グラフ。
[](http://images.moongift.jp/2013/05/Screenshot 2013-05-14 12.49.31.1368578413.png)
複数シリーズ(円グラフは対応していません)。
ChartkickはGoogleチャートまたはHighchartsを使ってグラフを描きます。Railsでは1行で出力できていますが、実際にはJSONデータを出力しているだけなのでRailsでなくとも使えます。さらに直接JSON出力ではなく、scriptタグを使ってグラフデータの読み込みを別処理化することもできます。
ChartkickはRuby/JavaScript製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。
MOONGIFTはこう見る
グラフを表示するライブラリはその使い勝手と表現力が命です。一般的に多彩な表現ができるものは使い方が難しいケースが多いです。しかし本来棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフなどはシンプルなものであり、手軽に使えないといけないでしょう。
さらにサーバサイドでの生成箇所は極力少ないのがベストです。JavaScriptで表現できるなら積極的に使っていきましょう。Chartkickは二つのグラフが使い分けられますので、情報の種類やネットワークの状態に応じて切り替えるのが良いのではないでしょうか。