スマートフォンに特化したWebアプリケーションフレームワーク「Emy」
Emyはスマートフォン向けのWebアプリケーションフレームワークです。
スマートフォン向けのWebアプリケーションフレームワークは幾つか存在します。有名なところではjQuery MobileやSenchaでしょうか。その土俵に乗り込まんとするEmyを紹介します。
[](http://images.moongift.jp/2013/04/2013-04-22 09.54.34.1366606915.png)
良くあるiPhoneアプリ風のUIです。
[](http://images.moongift.jp/2013/04/2013-04-22 09.54.39.1366606919.png)
色々なデモが用意されていますので試してみて下さい。
[](http://images.moongift.jp/2013/04/2013-04-22 09.54.51.1366606924.png)
パネル系UI。
[](http://images.moongift.jp/2013/04/2013-04-22 09.54.56.1366606928.png)
キーワード検索用ボックス。
[](http://images.moongift.jp/2013/04/2013-04-22 09.55.19.1366606932.png)
ボタン。
[](http://images.moongift.jp/2013/04/2013-04-22 09.55.25.1366606935.png)
リスト。
[](http://images.moongift.jp/2013/04/2013-04-22 09.55.53.1366606938.png)
音楽アプリのデモ。
[](http://images.moongift.jp/2013/04/2013-04-22 09.56.02.1366606942.png)
実際に音楽が流れます。タブを切り替えてもちゃんと音楽は流れ続けます。
[](http://images.moongift.jp/2013/04/2013-04-22 09.56.29.1366606947.png)
コンタクトリストアプリのデモ。
[](http://images.moongift.jp/2013/04/2013-04-22 09.56.43.1366606949.png)
ノートアプリデモ。
[](http://images.moongift.jp/2013/04/2013-04-22 09.57.04.1366606954.png)
ちゃんと追加できます。
[](http://images.moongift.jp/2013/04/2013-04-22 09.57.27.1366606959.png)
マップアプリ。マップは色々な表現でデモが用意されています。
[](http://images.moongift.jp/2013/04/2013-04-22 09.58.14.1366606968.png)
Instagram連携。表示のみですが。
[](http://images.moongift.jp/2013/04/2013-04-22 10.00.03.1366606994.png)
テーマを変更して。こちらはAndroid風。
[](http://images.moongift.jp/2013/04/2013-04-22 10.00.11.1366606998.png)
Windows Phone風。
[](http://images.moongift.jp/2013/04/2013-04-22 10.01.03.1366607001.png)
拡張もできます。
[](http://images.moongift.jp/2013/04/2013-04-22 10.00.53.1366607004.png)
拡張の一つ。アイコンボード。
Emyは多彩なウィジェットがあり、UIもとても分かりやすいのが特徴です。他のフレームワークがiPhone向けUIで作られているのが多いのに対して、テーマによってがらっと雰囲気を変えられるのも良いです。動作するのOSはiOS/Android/Blackberry/Windows Phone、そして恐らく最新のSymbianやFirefox OSでも動作するとのことです。
EmyはHTML5/JavaScript製のソフトウェア(ソースコードは公開されていますがライセンスは明記されていません)です。
MOONGIFTはこう見る
Emyはスマートフォンに特化したUIフレームワークなので、レスポンシブではありません。デスクトップは別な形で実装する必要があります。とは言え、レスポンシブWebデザインを考え始めると色々な制約に引っかかるため、デスクトップとスマートフォンは別な実装というのは決して悪いことではありません。
デスクトップ版を最初に作り、機能に合わせてスマートフォン版をEmyで実装し、後はテーマを使って色合いだけを合わせるというのは十分考えられる選択肢と言えるでしょう。スマートフォンに特化することで、位置情報や加速度などの機能を活かせるというメリットもあります。